出会い系サイト規制法の抑止力は?
出会い系サイトは法的には「インターネット異性紹介事業」と呼ばれています。
この事業は男女の出会いを斡旋する(またはその場を提供する)という性質上、
様々なトラブルが年々報告されており、このことから、未成年の登録が
禁じられているのはご承知の通りです。
この事業に関する法律、「出会い系サイト規制法」は、
児童を出会い系サイト上のトラブルから守る抑止力となり得ているのでしょうか?
「まず、この法律はあくまで『インターネット異性紹介事業』に該当するサイトに
対してのみの規制に留まっており、年齢制限のないSNSサイト、
たとえばメル友を募集する掲示板などで、未成年が成人と、あるいは未成年同士で
交流し、実際に出会うことを禁じる、というような拘束力は2011年現在、持っていません。
ですから、これからは出会い系サイトよりも寧ろ、
未成年も参加できるSNSサイトにおいてこそ
未成年の買春や性的トラブルなどを防止するよう積極的に喚起すべきですし、
親御さんは、SNSサイトに対しても、一定の注意を払う必要はあるでしょう。
それから、出会い系サイトも18歳未満を登録してはいけない、といなっていますが、
まだまだその管理は甘いですね。本当に管理するには、身分証明書の提示をするなどの
対処が必要なはずですが、提示しなくても年齢をフォームに埋める自己申告のみで
登録が済んでしまうこともありますから。
18歳未満の子供がそれ以上の年齢だと偽って登録するケースも踏まえて、
より包括的なシステムをネット業界全体で考えていくべきだと言えるでしょうね」
