フィルタリングの機能と効果と欠点

10代の多くは、パソコンよりも携帯電話をネット接続の主要ツールに
している、とされています。子供に携帯電話を持たせる時、
必ず入れるようにと奨励されている機能が
有害サイトのアクセス制限機能、一般に言う、フィルタリングです。
フィルタリングの機能と、その効果はどのようなものなのでしょうか。

「現在のネットが発達した社会においては、ペアレンタルコントロール
(パソコンや携帯電話などの情報機器を親が監視して制限すること)は
親の果たすべき義務と言えるでしょう。
お子さんがおられる親御さんには、是非ペアレンタルコントロールの概念と
それを扱う知識を知っておいていただきたいですね。
フィルタリングは、ちょっとこれは自分の子には見せたくないなというサイト、
例えばアダルトサイトなんかですね、
こういったサイトが初めからブラックリストに載っていて、
アクセスしても自動的に遮断される、という仕組みになってるんです。
あるいは、逆に「ホワイトリスト方式」といって、
見せてもいいサイトをピックアップして、
それ以外のサイトを遮断しているケースもありますね。
携帯電話の場合、フィルタリングは電話事業者がその制限範囲を決定しています。
その、子供を守るという名目の、良いことづくしのはずのフィルタリングが
未だに強制化されてなくて奨励に留まっているのは、自主性の尊重ですとか、
あとは、フィルタリング自体、そのリストの選択の判断基準が
きっちりできてないとかね、あるいはそのリストではOKと言われたサイトが
起因となった犯罪発生率が増えていたりとか、まだまだ課題を沢山抱えているからなんです。
(自治体によってはフィルタリングは義務化の方向に進んでいる)
ただ、子供にネット上の全てを見せる権利を与えて、自分でいいものを選べ、
と言うにはちょっといかがわしいものが多すぎる。
それを考えると、フィルタリングというツールを使うことは、
完全とは言えないまでも、一つの抑止力であり、使う事が望ましいものである、
とは言えるでしょう」